私たち人間は動物が大好きです。猫や犬など一部の動物たちは古代エジプト時代から人間のパートナーとして共に暮らしていますし、危険で飼うことが難しい動物さえも動物園や水族館を作ることで観察してきました。
しかし、そんな私たちも意外に知らない動物たちの秘密が数多くあります。
今回はそんな動物たちの雑学をご紹介します。
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目次
動物の雑学
1.イルカは脱皮する
イルカ(ベルーガ)の仲間は脱皮をするものがいます。
画像:wikipedia
しかし、ヘビなどのように体を大きくするための脱皮ではなく、古くなった皮膚を捨て新しい皮膚になるための脱皮です。
2.ラッコの毛は8億本
ラッコは最も毛が多い動物といわれており、その数は8億本といわれています。
画像:alaska-in-pictures.com
この毛は何と1cm²あたり約10万本もの密度があります。
3.ブルドッグは驚き過ぎると目が飛び出る
ブルドッグやパグ、シーズーなどの鼻の短い犬はあまりにびっくりすると目が飛び出てぶら下がってしまうことがあります。
画像:7-themes.com
もしこんなことになれば飼い主も卒倒しかねません。平穏無事に過ごさせてあげてください。
出会ったら心臓が飛び出す危険生物については関連記事にまとめています。
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4.タコは脳が9個ある
タコは頭に加え、8本の足の付け根に1個ずつ脳を持っています。
画像:flickr.com
タコの足の運動神経が非常に発達しているのはこのためです。ちなみに心臓は3個あります。
5.「インターネットウミウシ」というウミウシがいる
オキナワヒオドシウミウシというウミウシは別名「インターネットウミウシ」と呼ばれています。
画像:umiushi-zukan
名前の由来はインターネットの構成図のような体の模様です。
6.シロナガスクジラの腎臓は3000個
シロナガスクジラの腎臓は人間と同じく左右ふたつに分かれています。
画像:biganimals.com
しかし、それぞれがブドウの房のように細分化されており、合わせて3000個もの腎臓を持っています。
地球に生息する巨大な生物については関連記事にまとめています。
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7.甘エビは5歳で性転換する
驚くべきことに甘エビは生後4年間は全てオスとして成長します。
そしてさらに驚くべきことに5年以降は全てがメスに性転換します。
8.キリンの鳴き声は「モ~」
あまり知られていませんが、キリンは牛の仲間なので「モ~」という鳴き声を出します。
画像:pixabay.com
キリンはあまり鳴かない動物なので聞くことができたらラッキーです。
9.ダチョウの脳は40グラム
ダチョウは成長すると体重100キロを超える大型の鳥です。しかし、脳は40グラム程度しかありません。
画像:pixabay.com
1歩でも歩いたらすべてを忘れてしまいそうですね。
10.ヨーロッパでは白猫が不吉の象徴
日本では古くから黒猫を見ると不幸になるといわれています。
画像:wikipedia
しかし、ヨーロッパでは逆に白猫の方が不吉だとされているそうです。
11.マンボウは3億個の卵を産むがほぼ全滅
信じられないことにマンボウは何と3億個もの卵を産みます。
画像:youtube.com
しかし、厳しい自然界では成魚になれるのはその中の数匹だといわれています。
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12.ナマケモノは運動し過ぎるとその熱で死ぬ
ナマケモノの体はゆったりとした動きに合わせて作られているため、激しい運動をするとその熱を放出できず死に至ります。
画像:wikipedia
平穏無事に過ごさせてあげてください。
13.タラバガニはカニではない
美味で知られるタラバガニですが、実はカニの仲間ではありません。
画像:wikipedia
タラバガニは生物学上はヤドカリの仲間なのです。奇妙すぎる深海魚については関連記事にまとめています。
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14.バクのおしっこは5メートル飛ぶ
バクは不思議なことに後に向かって放尿します。
画像:wikipedia
しかし、その勢いは凄まじく5メートル以上も飛距離が出ることもあります。
15.シロアリはゴキブリ
木造の家を食い荒らす厄介者のシロアリですが、実はアリではありません。
シロアリは生物学上はゴキブリに近い仲間です。平穏無事に暮らしたいですね……。
16.ウナギには毒がある
あまり知られていませんがウナギの血には毒があり、目に入れば失明することもあるんだそうです。
画像:wikipedia
しかし、ウナギの毒は熱に弱いため、加熱処理してしまえば何の問題ありません。
毒を持つ生物は何もウナギだけではありません。最凶の猛毒を持つ生物については関連記事にまとめています。
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17.イカの単位は死ぬと変わる
イカは生きている間は「匹」で数えます。しかし、死ぬと1杯、2杯と数えます。
画像:wikipedia
同じように生死で「匹」から「杯」に変わる生物にはタコ、カニ、アワビ、すっぽんなどがいます。
18.ニシキヘビには足がある
実はニシキヘビには5ミリ程度の足が2本あります。これは太古のヘビの仲間が足を持っていた名残で、現在ではほとんど役に立ちません。
しかし、筋肉は付いているので実は動かすことはできます。危険で巨大なヘビの種類については関連記事にまとめています。
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19.世界最大のミミズは6メートルある
世界一大きい種類のミミズはミクロカエトゥス・ラピといいます。
画像:djringer.com
何と最大で6.7メートルの個体が確認されています。生息地がアフリカなのがせめてもの救いです。
20.パンダはUMA(未確認生物)だった
19世紀以前にはジャイアントパンダはUMA(未確認生物)と考えられており、公的に確認されるまで存在しない空想上の生物とされていました。
画像:wikipedia
何と金属を食べると思われていたそうです。なぜそのような伝説が生まれたのでしょうか?
21.ゴリラもUMAだった
ゴリラも20世紀初頭に発見されるまではUMAだと考えられていました。ゴリラのように巨大な類人猿が存在するはずがないと、当時の学者たちは目撃情報を信じなかったそうです。
画像:flickr.com
現在ではお馴染みの動物も発見されるまでは妄想扱いされてたんですね。以前はUMAだったメジャーな動物たちについては関連記事にまとめています。
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22.ハリセンボンの針は500本
「針千本」の名に反し、ハリセンボンに針は500ほどしかありません。
画像:mexfish.com
ハリゴヒャッポンだと何だかかわいいですね。
23.ホッキョクグマの肌は黒い
真っ白なイメージのあるホッキョクグマですが、実は肌は真っ黒なんだそうです。
画像:wikipedia
もっと言えば毛も白ではなく透明で中は空洞になっています。シロクマではなくトウメイクマが正しいということになります。
危険な熊の生態については関連記事にまとめています。
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24.カメレオンの舌はジェット機より早い
カメレオンは獲物を捕食する際に舌を高速で伸ばしますが、その加速度は250Gに達します。
画像:kids.nationalgeographic.com
ジェット機が急降下する場合の加速度が10Gということを考えれば、カメレオンの舌がいかに高速なのかがわかります。
25.ハヤブサはインコの仲間
肉食で優秀なハンターとして知られるハヤブサは鷲や鷹に近いイメージがあります。
画像:pinterest.com
しかし、意外なことに実はインコやスズメの仲間です。
26.チョウザメはサメではない
チョウザメは約3億年前から地球に生息する「生きた化石」で、卵はキャビアとして重宝されています。しかし、チョウザメはサメではありません。
画像:wikipedia
「サメに似ている」という理由でサメの名前が付けられました。つまりチョウザメのキャビアはサメの卵ではありません。
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27.トビウオは500メートル近く空を飛ぶ
トビウオはジャンプして風をヒレで捕らえることで空を飛びますが、その飛距離は最大で500メートルになります。
画像:awesomeocean.com
また、最高速度は時速70キロに達するそうです。なぜ魚をやっているのか不思議に感じてしまいます。
28.パンダの和名は白黒熊
動物園の人気者パンダの日本での学名は「シロクロクマ」といいます。
画像:wikipedia
そのまんまですね。絶滅が心配されている動物たちについては関連記事にまとめています。
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29.ハリネズミはネズミではなくモグラ
近年ではペットとしての人気も高いハリネズミですが、その名前に反してネズミの仲間ではありません。
画像:pixabay.com
ハリネズミは実はモグラに近い仲間です。
30.殺人罪で死刑になったブタがいる
17世紀頃までヨーロッパでは「動物裁判」というものが行われていました。
画像:wikimedia
この裁判は人間に対するものと全く同じ方法で行われ、殺人を犯した罪で死刑になったブタがいました。
いかがでしたか?やっぱり動物って面白いですね。今後も新しい発見を楽しみにしましょう。
世界にはまだまだロマンが溢れています。