ファンは見ない方がいい?怖いジブリの都市伝説20

ジブリ 都市伝説


スタジオジブリといえば日本で最もファンが多いアニメ制作会社です。その作品は素晴らしく日本国内に限らず、世界中で愛されています。

しかし、そんなジブリ作品には多くの都市伝説が存在します。

今回はみんな大好きスタジオジブリの都市伝説をご紹介します。
 
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ジブリの都市伝説

風の谷のナウシカの都市伝説

ナウシカは火星人

主人公であるナウシカは「風使い」であり、「メーヴェ」と呼ばれる不思議な飛行機で空を飛びます。しかし、地球の重力ではメーヴェのような機械でナウシカのように自由に空を飛ぶことはできません。

火星の重力は地球の1/3しかなく、火星であればメーヴェを使って空を飛ぶことが可能なのだそうです。

また、火星は古代に生物が生息しており、何らかの理由で滅びてしまったという説がありますが、これも風の谷のナウシカの設定に近いです。

作中では地表を「錆とセラミックで覆われる土地」と表現する場面がありますが、NASAによれば火星が正にそうなのだそうです。

 

ナウシカは小人

作中で登場する巨神兵はその名のとおり非常に巨大に描かれています。あの巨神兵が私たち人間サイズであり、ナウシカたちは小人だったのでないかとする都市伝説です。

ナウシカの都市伝説

ナウシカの世界では植物や蟲たちが非常に大きく描かれており、そう考えながら作品を観た方が生物の動きや力学に説明が付くそうです。
 

となりのトトロの都市伝説

トトロは死神

これは非常に有名な都市伝説ですが、トトロは死神だという説です。トトロの名前の元になった「トロル」は海外では死神を指します。

トトロは死期が近い人間の前に姿を現すため、さつきやメイには見えても同じ子供のカンタには見えませんでした。木の上で吠えようとも村人は気付くことはありません。

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さつきとメイは死んでいる

これも有名な都市伝説です。作品の中心人物であるさつきとメイは物語の後半で死んでいたというものです。

作中でも後半になると二人の影は描かれていません。メイは病院に向かう途中で池に落ちて亡くなり、さつきはトトロの使い魔?である猫バスに「メイのところに連れてって」と言ったことで亡くなったといわれています。

 

実在の事件がモデル

となりのトトロは実際に起きた「狭山事件」という事件をモデルにしているとする都市伝説です。狭山事件は1963年5月1日に埼玉県の狭山市で当時16歳の女子高生が誘拐後に殺されてしまった悲しい事件です。

この事件とトトロにはいくつも共通点があります。

トトロの都市伝説

事件が起こったのは5月(さつきとメイは5月の意)であり、二人の年齢を足すと被害者と同じ16歳です。発生場所もトトロの舞台である所沢に近く、遺体発見後には「狸」や「猫」のおばけを見たという証言があったそうです。

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もののけ姫の都市伝説

タタラ工場の病人はハンセン病

「タタラ工場」には体中に包帯を巻いた人たちが登場します。この人たちがハンセン病患者ではないかという都市伝説です。

ハンセン病は菌が原因で発症する感染症で日本でも古くから差別の対象とされてきた悲しい病気です。作中で彼らは「エボシ様だけが受け入れてくれた」と発言していることから強い差別を受けてきたことがわかります。

時代背景や包帯での処置がハンセン病と噂される由来です。

 

もののけ姫は税金対策

もののけ姫は巨額の製作費を投じて作られたといわれていますが、これが税金対策だったという都市伝説です。当時のジブリは映画もさることながらグッズなどの販売も好調で税金の額が非常に大きくなっていたことが予想できます。

その税金対策として経費をしっかり使った映画を作ろうと作成されたの作品がもののけ姫だといわれています。もちろん悪いことではありませんし、もののけ姫は素晴らしい作品だったのでこの判断は成功だったと思います。

 

コダマはトトロ

コワかわいいルックスで人気の「コダマ」ですが、コダマとトトロは同じ存在という話があるそうです。宮崎監督は長い時を生きるトトロが、もののけ姫の世界に登場していないことに違和感を持っていました。

物語の最期に登場するコダマが長い時間をかけトトロに変化したと語ったそうです。

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魔女の宅急便の都市伝説

ジジはクロネコヤマトの黒猫

魔女の宅急便のタイトルにも使われている「宅急便」は、黒猫で有名なヤマト運輸の商標でした。しかし、前もってタイトルを告知してしまっていたためタイトルの変更ができず、メインスポンサーをヤマト運輸が勤めることで「魔女の宅急便」のタイトルが許可されました。

作中に登場する黒猫のジジがクロネコヤマトのシンボルと似ていたことも許可が下りる要因になったそうです。ヤマト運輸の柔軟な対応が大ヒットタイトル「魔女の宅急便」を生んだのかも知れませんね。

 

老婦人の家政婦と紅の豚のフィオは親戚

作中に登場するキキがパイの宅配を依頼される老婦人の家政婦は「ひい婆ちゃんの言ってた通りだわ」と発言しています。

魔女の宅急便の都市伝説

また、紅の豚の飛行機修理の場面でフィオの祖父が親戚を紹介する際、家政婦にそっくりな女性が登場しています。また、その老婆は「ひ孫に小遣いあげたくてねぇ」と発言しています。

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天空の城ラピュタの都市伝説

複数のエンディングが存在する

天空のラピュタには通常のものとは別の「幻のエンディング」が存在するという都市伝説です。そのエンディングとはバズーがシータを故郷に送っていき、そこで握手をして別れるというものです。

映像として残っておらず、ジブリも否定しているにも関わらず、シータが故郷に帰るというエンディングが記憶に残っている人が結構な数いるそうです。何故そのような擦り込みがあるのかはわかっていません。
 

バルスの意味は「平和」

滅びの呪文として知られる「バルス」は、ラピュタが放送される度にリアルタイムでTwitterでつぶやかれる人気の呪文です。あまりに大人数、同タイミングでツイートされるため、Twitter公式が「バルス」を禁止するほどでした。

このバルスはトルコ語の”bans(バルシュ)”が語源ではないかといわれており、平和を意味する言葉なんだそうです。

 

火垂るの墓の都市伝説

兄妹は永遠に悪夢を見ている

この作品は兄・晴太の「昭和20年9月21日夜、僕は死んだ」というセリフから始まります。つまり、エンディングから物語がスタートしているのです。

また、高畑監督はインタビューで「清太と節子の幽霊を登場させているんですが、このふたりの幽霊は、気の毒なことにこの体験を繰り返すしかないわけです。」と答えています。これには、「戦争を決して忘れてはならず、人類は繰り返し過去に立ち戻って考えるべき」という教訓が含まれているようです。

しかし、悪夢を繰り返す兄妹はかわいそうですね。
 

節子は「千と千尋の神隠し」に登場している

千と千尋の神隠しでは最後に戦時中のような恰好をした少女が登場するシーンがあります。これが火垂るの墓の節子ではないかという都市伝説です。

節子よりも年齢が上に見えることから偶然ではないという意見もありますが、ジブリ作品には意図的に過去作のキャラクターが登場するためファンの中では信じている人が多いようです。

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崖の上のポニョの都市伝説

登場人物は死んでいる

崖の上のポニョは死後の世界を描いた作品とする都市伝説です。町が洪水に襲われた物語の後半では、老人が若返ったり、不自由な足が回復したりしています。

また、水中でも呼吸ができており、とてもこの世と思えない描かれ方をしています。宗介の母親が、「今は不思議なことがいっぱい起こっているけどきっとあとで分かるから」と発言しておますが、子供の宗介は自分が死んでしまったことさえわかっていなかったのかも知れません。
 

ポニョは死神

トトロと同じく、ポニョも死を象徴する存在だったのではないかといわれています。また、ポニョが宗介を導いているようなシーンがいくつか存在しますが、これも死神としての仕事ではないかといわれています。

小舟に乗った大正時代風の夫婦が現れるシーンでは、赤ちゃんが気になって成仏できないでいたところに、ポニョが赤ちゃんにキスしたことによって成仏したように見えます。

 

数字の3が多用されている

崖の上のポニョは数字の3が多く使用されている作品です。車のナンバーは333だったり、グランマンマーレの質問に宗介が3回答えていたり、ポニョが眠る回数も3回です。

崖の上のポニョの都市伝説

数字の3は「破壊」や「輪廻」を意味するともいわれており、この数字に特別な意味があることは公式でも認めているそうです。
 

千と千尋の神隠しの都市伝説

千が働いた「油屋」は娼婦宿

千が働かされていた「油屋」は娼婦宿がモデルだとする都市伝説です。この宿には八百万の神が疲れを落としにやってきますが、やってくるのは男の神様のみで女の神様は描かれていません。

湯老婆に与えられた名前も「源氏名」ではないかといわれています。また「湯女」は江戸時代でいうところの「遊女」を意味しています。

豚になった両親は堕落した親が子供を売っていた事実を比喩しているのではないかといわれています。
 

カオナシは欲の象徴

作中でも不思議で独特な雰囲気を持っているカオナシですが、人間の「欲」の象徴として描かれているのではないかといわれています。「油屋」で暴飲暴食し、感情のまま千を求める姿は正に欲そのものです。
 

ハクは八つ裂きにされた

物語が終結した後、ハクは約束どおりに八つ裂きにされていたとする都市伝説です。ハクが八つ裂きにされたとされているのは物語のラストで千尋が現実世界に戻り、振り返るシーンです。

千尋の髪ゴムが一瞬光るのですが、それがハクの涙を現しているといわれています。「ルールは守らなければならない」という千と千尋の神隠しの概念によってハクは運命を受け入れたとされています。
 

参考:ghibli.jp
画像:ichigopaul23

いかがでしたか?都市伝説は単なる噂に過ぎないものもあれば、本当にそうではないかと思ってしまう説得力のあるものまで様々です。この機会にジブリ作品を観かえしてみるのもいいかも知れません。