危なすぎる!戦わずに逃げた方がいい超危険生物25

危険生物

世界は危険な生物であふれている

この地球には私たち人間以外にも沢山の生物が暮らしています。犬や猫など一部の動物は人間のパートナーとして共に暮らし、長く愛され続けてきました。しかし、地球上の生物は安全なものだけではありません。

今回は地球に生息する非常に危険な生物について紹介します。
 
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1.オブトサソリ

北アフリカや中東では毎年多くの人がオブトサソリの被害にあっており、その件数は世界のサソリ被害の75%にもなります。オブトサソリに刺されると大人でも耐え難い激痛に襲われ、子どもの場合は発熱や痙攣、呼吸困難などの症状が現れます。

オブトサソリ

 

2.アフリカナイズドミツバチ

アフリカナイズドミツバチは別名「殺人蜂」と呼ばれ、一般的なミツバチより非常に攻撃的であることが知られています。この蜂を怒らせると何百メートルも大群に追いかけられることになります。

アフリカナイズドミツバチ
 

3.サイ

サイは時速60キロメートルで走ることができ、本来肉食獣から身を守るための広い視野は攻撃時にも威力を発揮します。鋭い角も持っており、死亡事故も少なくありません。

サイ

 

4.イモガイ

この貝は一見すると綺麗な貝殻を持ち、毒があるように見えないため、毎年知らずに触ってしまう人が後を絶たちません。イモガイの毒は成人男性20人分の致死量を持ち、刺されて数分で死亡してします。刺されると煙草を吸い終わる前に死ぬことから別名「タバコガイ」ともいわれています。

イモガイ

イモガイの他にも地球上には様々な毒を持つ生物が生息しています。危険な猛毒生物については関連記事にまとめています。

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5.オニダルマオコゼ

オニダルマオコゼはその身体で岩場に溶け込み、獲物が前を通過すると0.015秒という凄まじい速さで捕食します。この魚の厄介なところはその毒で、魚の中で最も危険な毒だといわれています。この毒は微量でも体内に侵入すると体組織を壊死させてしまいます。

オニダルマオコゼ
 

6.ホオジロザメ

映画「ジョーズ」のモデルであり、最もファンの多いサメでもあります。サメは泳いでいる人間を獲物と勘違いして襲い掛かります。実のところサメは骨が多い人間をあまり好まないので一度攻撃すると興味を無くし去っていくことも多いです。しかし、この一度の攻撃が人間にとっては致命傷になりかねません。

ホオジロザメ

サメの種類は大きなものから危険なもの、奇妙なものまで本当に様々です。色々な意味で見とれてしまうサメたちについては関連記事にまとめています。

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7.ブラックマンバ

ブラックマンバは「死の化身」と呼ばれ、多くの神話や伝説に登場します。彼らは非常に攻撃的で瞬発力にも優れています。毒性も強く咬まれると数時間で死に至ります。

ブラックマンバ

危険なヘビはブラックマンバだけではありません。巨大で猛毒を持つ恐ろしいヘビについては関連記事にまとめています。

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8.アフリカスイギュウ

牛はとても穏やかな動物というイメージがあります。しかし、それは牛が家畜として飼いならされたからで野生の牛は非常に獰猛です。

アフリカスイギュウ

身体の大きいスイギュウに襲われれば人間などひとたまりもありません。アフリカでは「黒い死神」と呼ばれ恐れられています。

 

9.ヤドクガエル

この美しいカエルは皮膚に猛毒を持っており、その毒は2μg(1μg=0.000001g)という極少量でも2万匹ものマウスを殺す力があります。弓矢にヤドクガエルの毒を使用することからこの名前が付けられました。強力な毒性に反して粘膜や傷口でなければ触っても被毒しません。

ヤドクガエル
 

10.ホッキョクグマ

ホッキョクグマは現存する世界最大の肉食動物で、体長2.5メートル、体重は最大で800キロにもなります。遭遇することの難しさから今回紹介している動物の中で最も安全な動物かもしれません。しかし、近年彼らの食糧減少が問題化しており、遭遇してしまえば命はないでしょう。

ホッキョクグマ

ぬいぐるみとして人気の高い熊ですが、その生態は獰猛な肉食獣です。熊の種類と食害事件については関連記事にまとめています。

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11.ハコクラゲ

このクラゲの被害は非常に多くサメやワニ、オニダルマオコゼよりも毎年多くの命を奪っています。ハコクラゲはクラゲの中でも最強の毒を持っており、確認されているだけでも6千人が死亡しています。

ハコクラゲ
 

12.アフリカライオン

ライオンは基本的に人間を食べません。しかし、人間がライオンに襲われるという事件は決して少なくありません。特に有名な事件は1898年のケニアで起きました。ツァボと呼ばれるライオンによって9ヵ月にわたり鉄道職員28人が殺されました。

アフリカライオン

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13.ブームスラング

彼らは一般的に臆病で、積極的に人間を攻撃しません。しかし、その毒は強力で咬まれれば血の凝固作用を無くし、身体中から血が噴き出し数時間で死に至ります。しかし、この毒の本当の恐ろしさは痛みや腫れが少なく、毒だと気付かれないため、発見が遅れるところです。

ブームスラング

 

14.フグ

フグは日本では高級食材として知られ、毒があることを知りながら毎年沢山の日本人に食されています。海外では「日本のフグ食」は世界のクレイジーな食事のひとつとして知られています。フグの毒は横隔膜を麻痺させ、呼吸困難を引き起こします。

フグ
 

15.ハイエナ

ハイエナは普段直接的に人間を襲いません。しかし、彼らは人間の死肉を食べることが知られており、戦時中や感染症の流行など人間が弱ったタイミングでは生きていても襲い掛かります。

ハイエナ

 

16.コモドドラゴン

コモドドラゴンの食性は幅広く、鳥からスイギュウまでなんでも食べます。さらに彼らは墓を掘り起こし、人間の遺体まで食べることがあるそうです。

コモドドラゴン

コモドドラゴンに咬まれた獲物は口内の細菌により敗血症を起こします。唯一の救いは、彼らが一ヵ月に数度しか食事をとらないことです。

 

17.ツェツェバエ

ツェツェバエは吸血バエで、彼らに血を吸われると睡眠病という感染症に感染します。睡眠病は数ヵ月の潜伏期間の後、頭痛、高熱などの症状が出て最終的には眠りながら死亡します。ツェツェバエによる感染の影響で毎年25万人の人が亡くなっています。

ツェツェバエ

 

18.ヒョウ

普通動物は怪我をするとおとなしくなります。しかし、ヒョウは怪我により凶暴性を増します。しかも、彼らは群れで行動し気付かれないように獲物に忍び寄ります。

ヒョウ

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19.カーペットバイパー

カーペットバイパーはブームスラングと同じ毒を持ち、世界の蛇の死亡事故原因の大半を彼らが占めています。日本では「ノコギリヘビ」と呼ばれています。

カーペットバイパー
 

20.ブラジルドクシボグモ

ブラジルドクシボグモは世界で最も強い毒を持つ蜘蛛としてギネスに認定されています。この蜘蛛の恐ろしいところは住宅地にも姿を現すことで、日中でも街の至る場所に出現します。

ブラジルドクシボグモ
 

21.ヒョウモンダコ

ヒョウモンダコはゴルフボール程度の大きさしかありません。しかし、非常に強い毒を持っており、咬まれると数分で呼吸困難に陥り死亡します。そして解毒剤が存在しません。

ヒョウモンダコ

水中の生物には独自に進化した種が数多く存在します。あなたを驚かせるかも知れない閲覧注意な深海生物については関連記事にまとめています。

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22.カバ

最近ではすっかり危険動物の仲間入りをしたカバです。カバは時速40キロメートルで走ることができ非常に攻撃的です。全く挑発していなくても人間に襲い掛かり、車すら破壊します。年間3000人ほどの死亡者が出ています。

カバ
 

23.イリエワニ

イリエワニはスイギュウからサメまで何でも捕食することから食物連鎖の頂点にいる動物のひとつといわれています。獲物に咬みつき回転することで肉を引き千切る様は「デスロール」と呼ばれています。

イリエワニ

 

24.アフリカゾウ

アフリカゾウは世界最大の陸生動物であり、体長は7.5メートル、体重は1トンに達する。巨大な身体を持ちながら非常に攻撃的で、サイですら踏み潰して殺してしまいます。彼らは一度怒り出すと執拗に攻撃を繰り返すことで知られ、アフリカゾウに壊滅させられた村もあるほどです。

アフリカゾウ

自然界においては大きいだけで生物は危険になり得ます。きっとあなたを驚かせる巨大生物については関連記事にまとめています。

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25.蚊

CMなどですっかり危険生物のイメージが定着してきました、蚊です。この小さい危険生物はマラリアやフィラリアなどの感染症を伝染させます。その規模は凄まじく世界人口の10%にあたる5~7億人もの人々が蚊が原因で感染症にかかり、年間300万人の命を落としています。

蚊
 

いかがでしたか?世界には危険な生物があふれていますね。今回紹介した生物に遭遇した場合は戦わずに逃げることをお勧めします。まあ、逃げられればの話なんですですが。

via:Wikipedia