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月の謎やアポロ計画!身近な月の奇妙な真実16

月

私たちの地球を周回する衛星「月」。月は昔から人類の興味の対象であり、最も愛されている地球外天体のひとつです。
今回は月の環境とその地形、アポロ計画とルナ計画、さらには隠された月の謎についてご紹介していこうと思います。

 
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①月とは

月は私たちの地球を周回するただひとつの衛星です。また、人類が降り立った唯一の地球外天体であり、地球から最も近い位置に存在する天体でもあります。月は地球から観測できるものの中では太陽に次いで明るい天体です。ちなみに「月」という言葉は惑星を周回する衛星全般に対して使われており、例えば「タイタンは土星の月」ということもできます。

月とは
画像:Luc Viatour

 

②月の大きさ

月の直径は約3,474キロメートルあり、木星の衛星ガニメデや土星の衛星タイタン、木星衛星のカリスト、イオに次いで太陽系で5番目に大きい衛星です。また、地球の直径の1/4もの大きさがある月は「惑星に比べて最も大きな衛星」でもあります。月は惑星である地球と比べてあまりにも大きすぎたため、月と地球が重心を共有する「二重惑星」なのではないかといわれた時代もありました。太陽系最小の惑星である水星と最大の惑星である木星については関連記事でまとめています。

関連記事:太陽が逆行する奇妙な星!未知なる水星の真実
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月の大きさ
画像:pixabay

 

③月までの距離

地球から月までの平均距離はおよそ38万4,400キロメートルあります。これはレーザー光線を月に照射して反射するまでの時間から計算されており、1969年にアメリカのマクドナルド天文台で初めて計測がおこなわれました。それ以降も地球と月の距離は幾度となく計測されており、1年あたり3.8cmずつ月が遠ざかっていることもわかっています。月と地球の距離は光の速さで1.3秒あれば到達できる近さに位置しており、人を乗せた有人宇宙船でも3日もあれば行くことが可能です。

月までの距離
画像:GNU

 

④月の重力

月の重力は1.622 m/s²と地球の9.807 m/s²と比べても1/6ほどしかありません。地球で体重が60kgの人は月では10kg程度しかないことになります。また、月でジャンプした場合は地球よりも6倍高く跳び上がることが可能になります。走り幅跳びの世界記録はおよそ9メートルほどですが、月面では54メートルもの跳躍が可能になる計算です。棒高跳びの世界記録保持者なら36メートルの高さまで跳ぶことが可能です。過酷すぎる惑星環境を持つ金星については関連記事でまとめています。

関連記事:超高温度に異常な気圧!過酷すぎる金星の真実

月の重力
画像:pixabay

 

⑤月の一日と一年の長さ

月の一日(自転周期)は27日と7時間です。これに対して月の一年(公転周期)も27日と7時間になっています。つまり、月では一日と一年が同じ長さということになります。しかし、これは月が衛星であるため地球を一周する期間を1年と考えています。惑星と同じように太陽の周りを一周する期間を一年であると考えた場合には月の1年は地球と同じ365日になります。

月の一日と一年の長さ
画像:GNU

 

⑥月の温度

月は場所によって表面温度が大きく変化します。日陰などの気温の低いところでは表面温度は-387℃しかなく、日向などでは最高で253℃まで上昇します。天文学的に見て地球にとても近い月ですが、その環境は地球とは全く異なっているのです。氷の火山を持つ不思議な冥王星については関連記事でまとめています。

関連記事:氷の火山に巨大衛星!惑星でなくなった冥王星の真実

月の温度
画像:pixabay

 

⑦月の大気

月には長いあいだ大気は存在しないと考えられてきました。しかし、NASA(アメリカ航空宇宙局)の調査により1980年代には月に大気が存在することが明らかになりました。また、月の大気は地球の10京分の1ほど薄く、ナトリウムやカリウムを含んでいることもわかっています。地球に近い月ですが大気が極端に薄いために有害な太陽風などが直接地表に降り注ぎ、その環境は全く別のものになってしまいました。太陽系最速の風が吹く海王星については関連記事でまとめています。

関連記事:氷のマントルに太陽系最速の風!美しい海王星の真実

月の大気
画像:pixabay

 

⑧月の砂レゴリス

月の表面には「レゴリス」と呼ばれる砂が堆積しています。このレゴリスは太古の月に衝突した隕石によって細かく砕かれた岩石などで構成されています。月の地表面には数メートルから数十メートルのレゴリスが堆積しており、これが宇宙服や宇宙探査機械類に入り込むことで問題を発生させ月面調査の大きな障害になっています。

月の砂レゴリス
画像:NASA

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⑨月の海

月の表面には光を反射しにくい暗い部分が存在しており、その場所は地球からは黒い海のように見えることから「月の海」と呼ばれています。月の海は表側(地球に向いている側面)の35%を占めていますが、裏側にはほとんど存在していません。月の海は太古の昔に隕石が衝突し、月内部に存在していた溶岩がクレーターを埋め尽くしたことでできたと考えられています。ダイヤモンドの海が存在する天王星については関連記事でまとめています。

関連記事:ダイヤモンドの海に長すぎる昼夜!神秘的な天王星の真実

月の海
画像:NASA

 

⑩月の山

月にはおよそ30の山と20の山脈が確認されています。1971年にアポロ15号が着陸した地点の近くには「ハドリー山」という高さ4.6キロメートル、直径25キロメートルの巨大な山が存在しました。このハドリー山はイングランドの天文学者ジョン・ハドリーにちなんでその名前が付けられています。また、「Montes Rook」と名付けられた直径が791キロメートルの超大規模の山脈も存在しています。

月の山
画像:NASA

 

⑪月の地名

月には山や山脈の他にも23の海と20の湖、11の入り江、3つの沼が確認されています。山には発見した天文学者などの人名が付けられることが多いのですが、それ以外の地名は全く違う名前が付けられています。月の山脈にはアルプス山脈やピレネー山脈など、地球に存在する山脈と同じ名前が付けられています。

月の地名
画像:NASA

月の海には神酒の海など神話に由来するものや危難の海、晴れの海などの名前が付けられています。また、湖には夏の湖や冬の湖のように四季を現すものや、悲しみの湖、喜びの湖のように感情に由来する名前が付けられています。入り江に関しては愛の入江や虹の入江など美しい名前が多いですが、沼は病の沼や腐敗の沼など不吉な名前が付けられました。巨大なのに水に浮く奇妙な土星については関連記事でまとめています。

関連記事:巨大なのに水に浮く?不思議で奇妙な土星の真実

 

⑫アポロ計画

アポロ計画は当時のソビエト連邦と冷戦状態だったアメリカが宇宙開発競争の中で発足した計画であり、1961年から1972年にかけてNASAが実行した月への有人宇宙飛行ミッションです。人類が地球以外の天体に降り立った初めてにして唯一のミッションでした。1969年7月20日にアポロ11号が世界で初めて月面に着陸を果たし、その後計6回の有人月面着陸を成功させています。

アポロ計画
画像:NASA

1968年のアポロ8号で人類は初の有人月周回飛行を成功させます。アポロ8号の乗組員は同時に初めて地球を宇宙空間から見た人類でもありました。しかし、彼らは後に睡眠障害などの病気が発症してしまうことになりました。アポロ11号の人類初月面着陸の後、1970年のアポロ13号では月に向かっての飛行中に宇宙船の酸素タンクが爆発しミッションは失敗に終わります。しかし、乗組員が奇跡的に生還を果たしたため『成功した失敗』とも呼ばれています。1971年にはアポロ15号が月面に3日以上の長期滞在を果たし、1972年にはアポロ17号が最後の月面着陸に成功しています。

アポロ計画2
画像:NASA

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⑬ルナ計画

ルナ計画は冷戦による宇宙開発競争の中、ソビエト連邦が実施した無人の月探査計画です。ソ連は1959年から1976年のあいだに無人宇宙探査機ルナ1号からルナ24号を月に向けて打ち上げました。失敗機も含めるとソ連はこの期間のあいだに計43機もの月探査機の打ち上げを実行しています。

ルナ計画
画像:NASA

1959年、ルナ1号が打ち上げられ世界で初めて月への接近を果たします。その後、ルナ1号は世界初の人工惑星(太陽を周回する人工衛星)になりました。ソ連は同年にルナ2号とルナ3号の打ち上げも実施し、2号は人類初の地球外天体地表面への到達を果たし、3号は世界で初めて月の裏側の撮影に成功しました。1966年にはルナ9号が世界初の無人月面着陸に成功し、着陸地点周辺の撮影データを地球に転送します。同年、ルナ10号が初の人工衛星として月の周回軌道に到達しました。1970年にはルナ16号とルナ17号が打ち上げられ、16号は月面着陸後に月の石を採取して地球に帰還、17号は世界で初めて月面調査車を月の地表に送り込むことに成功します。ルナ計画最後のミッションになるルナ24号は1976年に月面着陸を果たし、月の土を地球に持ち帰ることに成功しました。

ルナ計画2
画像:NASA

 

⑭月と生物の謎

月は潮の満ち引きなど地球の環境に大きな影響を与えていることが知られています。それと同じように地球の生物や人類も月の影響を受けているという話を聞いたことがあるかも知れません。科学的根拠は示されていませんが、月齢は生物の出産などの生理現象に深く関わっているといわれています。ウミガメなどの海洋生物は普段は単独で行動しているにも関わらず満月になると大量の個体が一斉に産卵を始めます。珊瑚の産卵も満月の夜におこなわれていることは有名です。

月と生物の謎
画像:pixabay

これと同じように人間も満月など月齢に合わせて出産数が変化するといわれています。また、満月には自殺が増え、殺人事件や交通事故が増加する傾向にあるのだそうです。シドニー大学の研究者は「月齢と犯罪の増加に関係性はみられない」という研究結果を発表していますが、イギリスの警察署では過去の犯罪件数のデータから満月の日にはそうでない日よりも多くの警察官が必要になると公表しています。私たちの行動も知らず知らずのうちに月の影響を受けているのかも知れません。生命の父ともいえる太陽の謎や特殊な環境は関連記事でまとめています。

関連記事:特殊すぎる太陽の環境と謎!不思議で壮大な太陽の真実

 

⑮月誕生の謎

月がどのように誕生したのかは天文学者のあいだでも長年議論の的でした。ここでは月の誕生の理由として語られる様々な説についてご紹介します。

1.月親子説

月親子説とは、地球の自転の遠心力によって原始地球の一部が分離し、それが月になったとする説です。しかし、現在の月と地球を運動力学から計算すると、この説では矛盾が生じてしまいます。

2.月兄弟説

月兄弟説とは、原始の太陽系で地球が誕生する際に月も同時に誕生したとする説です。しかし、アポロ計画によって採取された月の石の分析によって地球のマントルと月の石の化学組成が似ていることが判明しました。元々別の天体として誕生したとする月兄弟説ではこれを説明することができません。

3.月他人説

月他人説とは、別の場所で誕生した月が地球に接近した際にその引力によって月を引き寄せ衛星にしたとする説です。月他人説でもやはり地球のマントルと月の石の化学組成が似ている事実を説明することができません。また、月のような天体が偶然地球に接近して偶然引力に捉えられる確率はあまりにも低すぎます。

4.ジャイアントインパクト説

月親子説、月兄弟説、月他人説の矛盾を一応は説明できるため、現在最も有力とされているのがこのジャイアントインパクト説です。ジャイアントインパクト説とは、太古の地球が巨大隕石や小惑星などと衝突した際に生じた地球の破片が月になったとする説です。最新の研究では火星ほどの大きさの天体が太古の地球に衝突した可能性が高いとされており、これが月を生む原因になったのではないかと考えられています。このジャイアントインパクト説であれば地球と月の化学組成が似ていることにと説明がつき、運動力学での計算にも矛盾が生じません。

ジャイアントインパクト説
画像:NASA

 

⑯月の裏側の謎

月は地球に常に同じ側を向けているため、普段私たちは月の表面しか目にすることはありません。しかし、月の裏側の観測に成功したアポロ8号の乗組員は月の裏側を見ることができました。その内のひとりは「月の裏側にはサンタクロースがいた。」という発言をしています。アメリカではUMA(未確認生物)のことをサンタクロースという習慣があるため、乗組員たちはそこで何らかの生物(地球外生命体)を見たのではないかといわれています。また、アポロ10号が月の裏側を飛行した際に乗組員たちが1時間にもわたって口笛のような不思議な音を耳にしています。下の動画はその時の実際の音声です。

動画:iflscience

また、アメリカ空軍の元職員カール・ウルフは人工衛星が転送する画像の処理設備を修理した際に、月の裏側に存在する宇宙人の基地の写真を見せられたと証言しました。他にも月の裏側にはピラミッド状の建物や巨大なクリスタルのタワーが存在するといわれています。このことから月の裏側から宇宙人が地球を観測しているという噂が世界中に拡散しました。これが本当ならば現在公開されている月の裏側の画像は、真実を隠そうとしているNASAやアメリカ政府によって修正が加えられたものなのかも知れません。不思議な構造物が存在する謎多き火星については関連記事でまとめています。

関連記事:移住計画にピラミッド!あなたの知らない火星の真実

月の裏側の謎
画像:pixabay
出典:wikipedia

 

いかがでしたか?最も身近な天体である月の環境とその謎についてご紹介しました。宇宙船があれば3日で到達できる月ですが、そこに行く術を持たない私たち一般人は一部の機関から伝えられた真実を信じるしかないのかも知れません。

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